特別な費用負担がないことについてしつこく記してあるのには理由があります。まず、多くの家庭教師センターでは、入会金や保証金、さらには更新料、教材費、生徒管理費などの名目で当初の宣伝とは異なる金銭を要求する例があります。
「最初に聞いていた話と違う」というのはトラブルの基ですし、何よりもお客様への裏切りだというのが当方の考えです。ですから、追加の費用は一切頂きません。
次に、「何かを教える」ということは時間通りに進むものではありません。予定外のこと(当然の前提となるべき知識の不足、意外な疑問点など)が出てくる方が普通です。また、お子さんの事情によっては「とにかく集中的に国語を勉強する」期間を作る必要があることもあります。その時に、例えば時間給で報酬を頂いていると、どうしてもお互いに遠慮が生まれます。必要があるのに(相手の経済的負担を考慮して)時間の延長を言い出せない 疑問点があるのに(出費がかさむことを嫌って)回数の増加を言い出せないというのでは十分な結果を残すことは難しくなります。
そこで、当方では時間、コマ単価ではなく、「一月あたりの費用」という表示をしています。授業を延長する(最大3時間程度)ことはよくありますが、その際の費用負担はございません。ただ、ご家庭からのご要望の場合、当方のスケジュールの関係で100%お応え出来ない場合がございます。
最後に教材費についてですが、基本的には塾で使用されている教材を使いますので、特別なものは必要ありません。ただ、お子さんの弱点が明確である場や、必要とされる結果までの期限が短い場合には、特別な教材をこちらで用意することがあります。これについても考え方は前二者と同じで、こちらが必要だと思ってもご家庭の負担を考えて二の足を踏むことが現実にあります。また、当方が作成した教材の場合市価自体がありません。そこで、教材費についても一切の費用負担を頂かないこととし、必要な場合には当方の判断で持ち込むということにいたします。