日能研東海の良いところ
+東海地区一の生徒数・合格者数
+記述力・資料問題への対応力
+安定的な男女比
+通塾の負担の軽さ
日能研東海の悪いところ
-大規模化による人手不足
-家庭学習の負担
-全国一律のカリキュラム
日能研東海の特徴
日能研東海は、河合塾の小学グリーンコースと日能研の合弁会社として設立されました。当初は校舎が2校、生徒数も100人程度から出発しましたが、今やその規模は10倍近くになっています。生徒数の増加に伴い、合格実績を毎年伸ばし続けて、現在の東海地区一の規模に成長しました。東海地区の入試傾向は首都圏に少し遅れて変化することが多いのですが、もともと首都圏に基盤を持つ日能研の対応力が、ちょうど東海地区の入試傾向の変化の時期に進出を開始したこともあって功を奏した結果です。
日能研は関西系の塾に比べて男女比がほぼ1:1とバランスが良く、東海地区でもこの傾向が続いています。
通塾の負担については、ほかの塾が、6年生になるとほぼ毎日塾に通わなければならないのに比べて、月・水・金と3日間も通わなくてよい時間が確保されています。この時間を有効に活用して、自分の苦手分野を得意に変えていく事ができます。過度の負担を子供に与えないという点で、とても通いやすい塾だと言えます。あまり無駄な干渉をされることもなく、自律的な行動ができるお子さんには、とても合っている塾です。
一方で、塾が主導して課題を与えてくれることは少なく、自分で(ご家庭で)受験を進めて行く必要があります。馬渕のように、塾にすべてを任せることはできず、自分で情報を取りに行き、出題傾向を分析し、それを日々の学習に落とし込んでいく必要があります。ご家庭に時間の余裕がない場合には、この点が大きなネックになります。ご家庭の判断がとても重要になります。この塾に通う場合には、自分たちで受験をデザインしていく、という意識が必要です。